外科
診療内容
当院の外科は、結核の治療が外科主体であった昭和20年代からの伝統を引き継ぐもので、旧国立療養所の中で外科を標榜している個所は、北陸管内では当院のみの貴重な存在です。
現在、日本外科学会および日本消化器内視鏡学会の指導医および専門医資格を持つ医師2名で診療を行なっており、外来での消化器および呼吸器内視鏡検査はもちろん、社会経済的および身体的負担軽減の観点から、入院患者さんの治療にも内視鏡的治療手技を積極的に導入していて、このことは医療コストの削減にもつながっております。
病院の性格上、治療対象としては、社会経済的および身体的に担送不可能な一般入院および結核合併患者さん、および重心病棟入院患者さんが多数を占めますが、外来内視鏡検査の充実に伴い一般外科の医療需要に十分お答えできるよう心がけております。
また、重心患者さんについても、小児科的要素だけでなく呼吸器および消化器を問わず潜在的な医療需要があり、それに応えられるよう小児科との連携にも努めているところです。
今後は当院からの診療情報の積極的発信に努める所存です。どうぞよろしく御願い申し上げます。