呼吸器科(外科・結核)このページを印刷する - 呼吸器科(外科・結核)

診療内容

呼吸器外科医師イメージ

当院呼吸器科は、計50床の結核病床という県内最大の呼吸器科病棟を有しており、平成16年4月の病院独立行政法人化とともに、気分も一新し業務に励んでいます。

当病棟は昭和13年に設立された古里保養園からの伝統を受け継ぎ、短期入院では対処できない重症患者さんを主体に、多くが他施設からの紹介入院です。

診断面では、蛍光塗沫染色や迅速液体培地(MIGITT)、抗酸菌(TB&NTB)に対する迅速核酸増幅検査(PCR)の院内検査が可能で、早期診断能力の向上に努めています。

また、結核病床50床のうち24床は陰圧密閉化されており、うち4床(2個室)が多剤耐性結核用病室となっています。

院内感染防止の観点からナースルームは陽圧化され、一般病棟個室でも感染症対応ができるよう陰圧換気装置を配備しております。もちろん呼吸器科外来でも陰圧換気は徹底していて、biohazard面で万全を期しています。

今後も、富山県の結核診療の最後の砦(Safety Net)としての役割も果たしたいと考えております。